菅 風子

1992. 愛媛県生まれ
2017. 多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスプログラム 卒業
Concept
毎日の日常風景や幼い頃の記憶、旅で目にするような非日常の風景、目には見えないけど確かに存在する、私の中の”曖昧な記憶”を日記のように透明なガラスを用いてかたちにして新しい景色を作っています。 作品はキルンワークやコールドワークといったガラス本来の技法から工作のような方法で加工を施すなど、そのアプローチは他に類を見ないユニークなものです。また、ガラスだけでなく、石や木、金属や布などその他の素材と組み合わせることで、”ない”ものを形成していく過程でそれぞれの素材で補完しあっていくことをイメージしています。紡いだ日々の記録が誰かの日常の風景となることを祈っています。
Exhibition
主な展示にアートフェア 『ASYAFF 2019』(2019年/ソウル)、個展 『森のひみつ』 / Co-ume lab.(2019年/東京)、SICF2022(2021年/東京)など。